
晩酌がてら 近くの回転寿司に行ってきた。
食したのは、
瓶ビール一本と
お皿五枚。
このお店は一皿が99円と安いので
1000円程の安上がりな晩酌だ。
おなかも一杯になり、ほろ酔い気分で会計へと向かった。
会計を待っていると、財布の中に “
10%割引券” を見つけたので
ラッキー

と思い、割引券と千円札を持って会計を待っていた。
前のお客さんの会計が終わり、自分の番。
関口 : 「すみません、これ使っていいですか?」
店員 : 「大丈夫ですよ〜。」
とても感じの良い女性の店員さんだ。
男ってヤツは... いや、関口ってヤツは馬鹿なもんで
これだけで十分
惚れられる。
すると、その店員さんが
店員 : 「スミマセン、この割引券の期限 昨日まででしたぁ...。」
と、これまた感じ良く言ってきてくれた。
“
昨日って... ” と心の中では思いながらも、
100円程の割引にガッツイテいると思われたくないので
全っっっっったく 気にしていない風に
関口 : 「あっ 全っっ然 大丈夫ですよぉ。」
と、この場に蜷川幸雄がいたら、間違いなくブっ飛ばされていた
であろう
UNnaturalな演技で返した。
すると定員さんが
店員 : 「お会計は
699円 になります。」
と言ってきた。
“
あれ? 安くねぇ? 自分で計算したら 1095円 だったのに...”
と思い、このまま 699円 を払って返ることも出来たのだが
基本的に悪いコトが出来ない気の小さい性格 &
何よりこの店員さんが自分のテーブルをかたしに行った時
“
あの人、値段違ってたのを知ってて699円払って帰ったんだぁ”
って思われたくない... という良い人ブった
スケベ心ズル剥け状態で
関口 : 「あれ? ちょっと安過ぎませんか?」
と いつもよりも 2オクターブ低めの声で返した。
店員 : 「あれっ、 ちょっと待ってくださいね

」
“
や... ヴぅッ ヴぅッ... ヴぇ... カワウィィ...。”
すると店員さんは、レジの横に山積みにされていた
“
新しい10%割引券” をどかし、自分の注文伝票を見直した。
“
おっ、新しい割引券だ! あんなにあんだぁ ってことは...”
店員 : 「合計 1095円になります。」
店員さんのあまりの感じの良さと、
間違っていた値段を正直に訂正したことで
“これ、使っておきますね

”
的なことを勝手に期待してしまっていた関口。
まさか帰りしなに
店員 : 「これ、次回使ってくださいね。」
と これまた感じ良く言われるとは。
“
人間ってほんと面白れぇなぁ〜”
と軽く笑みを浮かべながら
関口 : 「ご馳走様でしたぁ。」
と 店員さんに伝え 帰った。

「それだよ、それ。」